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'09/05/28: 政策と政局、政治と謀略

 政策力+政局力=政治力だと思う。政策と政局は、政治と謀略の関係に似ていて、どちらかだけでは議員の仕事は成り立たない。政策なき政局はパワーゲームの陣取り合戦だから、ぼくは好きじゃない。あくまで政策があってこその政局。

 「100の策を考え10の策を練っても、使い物になるのは1つくらい。それでも成功するかは分からない。」と思ってる。これは商品開発と同じだ。無数のアイデアを現実に落とし込んで淘汰し、1つの商品に結実できるかどうかも分からない。さらに売れる商品になるかどうかはその先にある。

 ぼくは会派運営者としてはオーソドックスを突き詰めようとしている。主張と交渉を中心にすえ、会派内結論を自意識を捨てて実現に努力する。会派構成員が会派を使って実現するために地ならしをする。必要なら裏交渉もするし、会派内結論実現には力を惜しまない。それが民主的なリーダーの仕事だと考えている。

 ただ反面、個人としてのぼくはどうだろうと思うことがある。富も地位も名誉も考えない職人でありたい。政策を実現するため、法律の範囲内であれば常識にはこだわらない。良い家を建てるためなら建築基準法などは当然守るけれど、従来工法や既存設備にこだわらない大工のようでありたい。

 政策は政治の本道、政局は政治の詭道。ぼくはそう思う。内政・外交が政治の本道で、軍事・戦争が政治の詭道であるのにも似ているんじゃないか。ぼくにとっての政局は、他人が政局をつかってくるのを読んで、いつでも実現できる対応策をつくるためのもの。けんかを売られたら買うための準備。無駄になると嬉しい転ばぬ先の杖。

 …やっぱり、政策だけ考えていたいなあ。いくつもの問題をまとめて解決できる政策とか見つけると、心の底から実現したくなる。でもたいていの場合、説明しきれてないのか理解されないのか、単に実現しにくいのか、結構厳しい返答が来るんだ。そこがなんというか、悲しい。三方一両得な政策、何回も出してきた。けど実現できたのは所管内での一挙両得程度が限界なんだ。所管横連携って、そんなに難しいのかねぇ…。

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