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教育基本法要綱(民主党検討会案) : 目黒区時々刻々 - 2006/05/19 08:08
【 民主党 日本国教育基本法案(新法)要綱(検討会案)について 】 本日13:00〜開催されました、教育基本問題調査会・「第6回教育基本法に関する検 討会」にて、標記要綱案(検
【 民主党 日本国教育基本法案(新法)要綱(検討会案)について 】 本日13:00〜開催されました、教育基本問題調査会・「第6回教育基本法に関する検 討会」にて、標記要綱案(検

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'06/05/02: 教育基本法改正案への雑感
自民党と公明党が愛国心の表記についてガタガタ騒いでいたという法律改正案です。個人的には「心」など表記しようとしなかろうと大差ないとしか言えません。合意したという改正案全文はこちらです。
「心のありよう」などというものは、文章にした時点で地に堕ちる気がします。とくに「愛」というもの。軽々しく「愛してる」と言う人が本気に聞こえないのと同じで、軽々しく愛国心を語る人を、私はあまり信じません。
人によっては「愛国心を入れないなんて」とか「愛国心を入れようとするなんて」とか、どちらもありますが、正直、どーでもいい話です。論議に値しない。
だいたい「汝の隣人を愛せ(=国際社会の平和と発展に寄与する態度を養う)」なんてのは法律で規定するものじゃないでしょう。道徳と信仰の領域は、個々人の内部世界でやってください。
この部分の教育は「家庭」や「地域社会」でやるものです。家庭でやれないことが大問題であって、そこまで「学校(国家)」がやろうとすることは、ほぼ無意味です。
もし、国家としての条文に入れるなら「憲法に入れる条項」でしょう。
自国の文化と伝統を知ろうとしない、教えることすらできない世代が増えていること自体は悲しむべきことと言うのかもしれません。
明治期には江戸期の文化を大量に捨てましたし、時代が変わるときには前の文化の重要な部分を切り捨ててきています。かつて、江戸期までは昔の文化を尊んできた、ある種の口伝とか芸能領域で残してきたものですが、明治期の西欧文明に対応するために切り捨てたものは、あります。
しかしこれは欧州で言えば騎士道が産業革命で弱まったのと似ていますし、まあ、ある程度は仕方ないのではないだろうかと思っています。
変わり続ける時代、価値観。その中で保ち続けるべき芯になるもの。自分のルーツとしての文化、特に現代においては、その愛情の対象は「国土」ではなく「隣人(家族・友人)」であるべきだと、私は思います。
人間が関わるのは、結局のところ「自分を中心とした全世界の一部」でしかありません。最小単位の世界観は個人でなく家族、友人。そして地域社会、学校、職場。…と続いていくものです。国土や国際社会など、その後に続く遠い距離にある存在です。そんなものが法律に規定されるかどうかなんて些末な話でしょう。
私は「自分の手が届く範囲が幸せであり続けるのなら、それこそが理想」と思います。だから手の届く範囲を広げるために議員になり、今も活動しています。
冷静に考えれば、現実でこの望みは叶えるのはほぼ不可能でしょう。皆が完璧に幸せであるなんて理想郷は停滞しているだけです。
しかし、叶えたいと思い、実行したいと望み、その理想を美しいと感じる。理想を目指そうとする「心のありよう」は、停滞ではありません。
その道さえ間違えないでいられるのであれば、私は今後も胸を張って生きていけると思います。