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'06/04/10: 政務調査費問題への怒り

 正直、いらついてます。

 ルールを守らない、ルールを破ろうとする議員のために、どうしてルールを守っている議員が時間と体力を浪費しなきゃならないのですか。
 私だったら、三点セットでスパッとやりたい。

1.刑事告発できる事実を集めて、警察に任せる。
2.議会は議員の不信任決議を出す。
3.行政から返還請求を出す。

 疑惑を晴らすための立証責任は疑惑を受けた側にあります。議会は捜査機関ではない。疑惑は各議員に投げかけて説明を求める。各議員は万難を排して自己の潔白を証明する。交付金を受ける側としての、当然の責務なのです。

 政務調査費問題は2点に分かれます。二人の議員の支出が、現在、最も疑わしいためです。



(1)安久議員は領収書の改ざんと、自己所有のマンションへの家賃支払いという行為が、正当な政務調査費の使い方といえるかどうか。

 現在、安久議員は話し合いを拒絶しています。幾度となく議長などから説明を求める文書などを出していますが、現在は完璧に無視しています。話になりません。

 もちろん領収書の改ざんは明らかな違法行為のため刑事告発するべきという声も多いのです。しかし違法行為であるという確定をするためにも行政からの返還請求というものがあるべきという道筋です。

 返還された場合ならば告発しても、おそらく起訴猶予か不起訴ですから告発が不要になり、返還されない場合なら刑事告発してしまえばいいわけですね。話が早い。まず請求しないと始まらないのです。



(2)増田議員は実際に自分の区政報告紙を発行して配布したのかどうか。

 これは支払いの報告がありながら、実物の区政報告紙の存在が確認できないのです。5万部や10万部印刷し配布したという報告なのですが、これも議長などからの再三再四の提示要求に、増田議員は「当時の報告紙が手元にない」と明言しています。
 実在が確認できないならば仕方ないでしょう。返還請求する以外の方法がありません。これらは議運理事会ではすでに何度となく話されています。

 さらに、この報告された区政報告紙が、増田議員発行ではなく、まったく別の政治団体の別人代表名で発行されているという疑惑もあります。

 これに対し増田議員は、政党紙の個人紙版を政務調査費で払っているものと同じで、政治団体に払うのも良いはずだと主張しています。
 私個人は政党の設立要件と、単純な政治団体の設立要件には大きな開きがあるので、一緒に考えること自体無駄だと思いますね。
 それで許されるなら、架空の実体のない政治団体を設立して寄付してしまえば、政務調査費を簡単に着服できます。そんなの許されるわけがないでしょう。

 私も一通りの資料を読んでいますが、弁明が当初から少しずつ変化しているあたりが疑わしすぎます。
 さらに最近では「他の議員のこれはどうなのか」という、まるで「他の議員だってやってるじゃないかあ」という子どもの言い訳じみてきたので、なんか、自業自得とはいえ哀れみすら感じています。

 こういう疑惑は裁判と同じで、他の人のことは他の人の話で別の議題で提案するものであって、自分の疑惑を晴らす役には立たないのです。



 両議員とも、議会はどうせ何もしないよ、とばかりに開き直っているので、私はそこが最も怒りたくなるところです。
 少なくとも現在の若手議員は、おそらくほぼ全員、不正と見える行為には容赦ありません。いえ、容赦すべき価値がないだけです。

 ことと次第によっては詐欺罪の可能性も十分にある領域になってるんです。秘書給与詐欺と同じぐらいの意味合いで…。そういう責任感、ないのでしょうか。とても不思議です。



【6/2追記】

 さて、私の政務調査費使途について、増田宜男議員が「税金で贅沢に暮らす」などと書いていました。もしこれを本気で取った方がいるなら、まず胸に手を当てて考えていただきたいとも思います。

 自分の会社で仕事でコピーを命じられた。コピー代はあなたの給料から払うのが当然でしょうか。
 自分の会社で出張を命じられた。交通費・滞在費は給料から払うのが当然でしょうか。

 そんな不当で非人道的な会社で働くのが「当然」と思える方はいないはずです。

 もちろん時間外の遊興費などは自分で出す。「十年以上前から一般常識」でしょう。増田議員は、昭和46年という私が生まれた頃から議員をしている方ですから、私とは常識が違うのかもしれません。
 時代について来れない勉強をしない年寄り議員は議会にいらない、本気でそう思います。

Comments made

報道をみて不愉快に思いました。
当事者たちはプライドも何もないのだろうと思いますが
この状況で自浄作用が働かないのであれば救いようがありません。
'06/11/21 18:14:12
 自浄作用に必要なのが「情報公開」です。
 ただし、この報道は若干間違いが含まれています。

 議員の「政務」というのは仕事のこと。仕事上必要な物品への経費が政務調査費です。ですからノートパソコンとかも買えます。人も雇えます。それは仕事をするために必要だったら、です。
 月17万円で人件費に使えるのは5万円。事務所費に使えるのは5万円。さて、どこにこれで毎月雇われる人がいるでしょう。毎月借りれる事務所がいくつあるでしょう。
 つまり「足りない分は他から払え」ということです。働けば働くほど赤字になるあたりが不思議です。

 先ほど議長に「ほんとに抱き枕なんぞ買ったんですか。」とツッコんできました。そんな巨大なものじゃなく、飛行機のシートに座るときに腰に当てて腰痛を抑えるために買った小さなクッションのことだと分かりました。
 …取材不足の領域ですね…
 議会では政務調査費条例改正も現在検討しています。ここ数年、どれだけ無駄な調査に時間を取られたか。私のブログを読めば書いてあります。全部。ばからしいぐらいに。

 また、テレビで出ていた増田宜男議員は、現在、「政務調査費流用」で警察に告発されています。目黒区からは「政務調査費返還命令」も出されています。そのご当人が正義ヅラしてるのを見ると、マジメに苛つきます。

【目黒区の政務調査費】
http://www.tsuchiya-k.com/b...
'06/11/21 19:04:48
 ボディ・ピローの現物を見せてもらいました。(現在議長室に置いてあると思います)。…抱き枕の定義から外れまくりですが…
 だいたいですけど、35cm×15cm×10cmぐらいかな。これは「腰当て」ですな。椅子に置いて腰に当てる感じ。
 取材しなさいな…マジメに…(ため息)

 あと本日、公明党目黒区議団が監査請求されてる全額を返還した模様です。「区民心情に合致しないと判断した」そうですね。英断と言えば英断。他党の事情までは詮索しません。(政務調査費使途では合致するものも多いんですけど)

 新しく知ったのですが、梅原辰郎氏(目黒区オンブズマン)はかつて区政調査費を着服横領し、議会で追及されて返還させられたそうです。暴力行為は庁内に被害者多いので有名でしたけど…頭痛いなあ。老害だ老害。正義の味方ヅラするなと…(もひとつため息)
'06/11/22 19:42:08
レスありがとうございます。
抱き枕ではなかったんですね。。
でもまあ昨今のマスコミであれば、事実を知っていても
抱き枕ということになっていたような気がしますが。
一応の決着がついたようで、うやむやで終わらずにひとまずは良かったと思っています。
全部見られても恥ずかしくないような政治を期待しています。
'06/11/24 23:58:42
 すべてがすべて間違いでないところが報道の怖いところです。一部は正しい。だから信じてしまう。

 今日、TBSさんが議長に取材に来ました。そこでポロリと言いました。『私たちは一度も、あの抱き枕を議長が買ったとは言ってません』
 さすがに、情けなくなりました。普通は確認してないなら右下あたりに「これはイメージ映像です」のテロップ入れておくんです。普通に。それが「映像屋の知恵」です。
 今回はそれすらない。つまるところ撮影陣は「抱き枕」と信じていたんだと思います。

 人を信じさせるには3の真実に、7の虚偽を混ぜる。
 大学時代大衆心理学で言っていたセリフです。
 正しいですね。

 そんな報道に巻き込まれても大丈夫なよう頑張ります。
 応援ありがとうございます。
'06/11/25 00:37:10
政務調査費に関しては、一般市民の感情としては「政務」の「調査」に要した実費を意味するのではないでしょうか?
一般の事業者であれば通常の収入の中から充てるのが普通である経費の一部が、議員の場合には役所から別枠で補填されるのが「政務調査費」ですよね?
議員事務所の維持費やスタッフの人件費にしても、「議員」としての収入を得るために必要な経費なのであれば、歳費(地方議員もこう呼ぶのでしょうか?)を確定申告する際に必要経費として控除すればよいのではないでしょうか。
経費が収入を上回るのであれば赤字ということになり、非課税になる。これならわかるのです。
多くの議員が赤字申告せざるを得ない状態になるのなら、歳費を増額すべきでしょう。ほとんどすべての議員が「政務調査費」をほぼ上限額を受け取っているような状況であるなら、政務調査費も歳費の中に入れてしまったほうがスッキリします。その上で政務調査費は、特別な調査を行った議員に対する旅費などの実費の補填に限定し、内容も厳しく精査すればよいと思います。

いくら腰痛を抱えているからといっても、腰枕(?)の購入費が別枠の経費に該当するものなのでしょうか?
野党議員の領収書改ざんについて追及していたサイドの党派の調査費に、改ざんしたとしか思えないタクシー領収書に物が混ざっていることについて、一般市民が知った場合どう思うでしょう?
こういった点に関して、メディアも含めた市民の目が多数派と目される議員に厳しいのは、ごく普通のことで、健全なことと言ってもいいのではないでしょうか。
議員の皆さんは、経費の一部が別枠で収入できるという特権的な立場にあることをもっと認識される必要があると思います。
'06/11/26 03:40:18
【政務調査費というもの】
http://www.tsuchiya-k.com/b...

 まずご確認ください。政務調査費は日常の政務・調査・研究に資するための交付金であり、歳費と異なって使途を明確にする必要があります。歳費であればそれこそ遊んで使っていい。そこをよく考えてください。スッキリする代わりに仕事しない議員を増やします。ほんとにその方が良いのでしょうか。(私は議長でないので彼の判断は「伝えるだけ」です。私は私の判断でのみ行動しています。)

 経費が赤字なら非課税だったらいいのですが、区議会議員は特別地方公務員なので、公務員給与としての歳費になります。そこに必要経費という概念はありません。
 年末調整で淡々とどーにもならないのが、議員です(他の商売をしていれば少し違います)。
 公務員なら事務用品・事務所・部下雇用費、全部「自治体」が持ちますが、議員はそれを個人で用意します。この点について細かくは下で述べます。
 「経費の一部が別枠で収入できる特権的な立場」に関してです。
 皆さん、就職して仕事してる方々、あなたの職場の事務所は誰が借りたのか、維持費は誰が支払うのか。机は、電話は、筆記具は、コンピューターは誰が買ったのか。そして部下は誰が雇っているのか。考えてみていただけませんか。
 会社ですよね。個人ではない。

 例えばテレビの放映者。アナウンサーはカメラもマイクも買わない。カメラマンさんはカメラ機材を買わない。照明さんは照明機器を買わない。でも、議員は議員として行う作業の全てを、この政務調査費+歳費でまかなうのです。

 儲けの出せない仕事です。努力しても出て行くだけで増えません。献金が増えるのは国政や都政の世界。政治資金規正法は企業献金など大型のものは政党にしか向かないようになってます。
 また忘年会・新年会などは顔を出して票にならないにもかかわらず付き合い、一杯3千円〜5千円のウーロン茶(一杯飲んで次の会合に行くだけのため)を払うこともしばしばあります。これは歳費から支払われます。私や私の会派では、飲食が伴うものは一切政務調査費に認めていません。

 これらは「特権」でしょうか。我々議員は、さらに必要経費のどこまでを歳費という、生活費で支払えば良いのでしょうか。
 200万円で1年間、人を雇い、調査を行い、広報紙を発行し、会合を開く。それは不可能です。だから私など年間300万円〜400万円は必要経費で出ているものを、政務調査費で補填しているかたちです。

 多くの議員が赤字なら歳費を増額、というのは、無理です。議員の報酬は地方公務員特別職報酬をもとにして報酬審議会で検討されて決定します。
 公務員は事務関係費などは自治体が持ちますし部下もいます。議員はそういうものがないにもかかわらず、一律、公務員報酬から計算されるのです。そこに自由度はありません。
 もともと兼業での名誉職的に扱われている町村自治体が多かったことが理由のひとつでしょう。区議会議員は、そんなことしてたら再選しませんし、いてもいなくてもいい議員などゴミです。

 よくお考えください。皆さまの生活と仕事は分かれています。プライベートは別にあります。議員には、ほとんどありません。
 24時間いつでも相談があれば飛んでいき、一緒に考え、助言し、時によっては他の知り合いとも交渉し、知識が足りなければ専門家にも相談する。交通費も代金も受け取れない(受け取って利益便宜扱になると犯罪です)。
 そんな活動をしてる議員がいることを「知って」ください。そして「知らせて」ください。そうしないと「働かない議員」が当たり前になってしまいます。議会や委員会に出るだけ、審議もしない歳費泥棒が、皆さまの望む「議員」ではないはずです。

 皆さま、勘違いしている気がするのですが、区議会の報酬は都政の半額程度です。歳費から経費をすべて出したら、持ち家で生活しているならいざ知らず、普通に部屋を借りている議員は生活に困窮します。たいてい事務所と部屋は一緒にします。目黒区の家賃事情などはご存知かと思います。

 正直な話、私は議員になる前の方が生活は楽でした。月収25〜30万円の時代は月に貯金を10万円することすらできました。今は不可能です。自由になるものを試算して報告紙に書き発行しましたが、7万円(人件費・食費・ガス・水道・新聞・NHK受信料などを含む)でした。そのうち3万円は、私が副委員長であるために増えている部分です。

【目黒区議会議員について】
http://www.tsuchiya-k.com/b...

 まず「事実」を知ってください。国会議員や都議会議員とはまったく違うのが、区議会議員です。
'06/11/26 07:15:10

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